発明品紹介

肩甲骨をはがす天使の羽(マッサージ器)

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【要約】
【課題】
座りながらにして肩甲骨を積極的に可動させ、
肩甲骨周辺の筋肉にマッサージ効果を与えることができるマッサージ器を提供する。

【解決手段】
利用者Pが凭れ掛かる荷重によって傾斜角度が可変とされる椅子1の背凭れ部5に設けられたマッサージ器10であって、
背凭れ部5と利用者Pの肩甲骨との間に位置する器具本体12と、
器具本体12に設けられて利用者Pの左右方向に位置する一対の移動パッド15と、
利用者Pが背凭れ部5に凭れ掛かった際の荷重によって一対の移動パッド15が互いに離反するように移動させる移動手段としての移動部とを備える。

【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した指圧器にあっては、人体背面を押圧することでツボ押し効果を奏するものであり、
人体背面の肩甲骨を対象として、その肩甲骨を積極的に可動させるものではなかった。

一方、近年の作業環境の変化に伴い、姿勢が前のめりになり易いパーソナルコンピュータ作業が増えつつある。

そこで、このような前のめり姿勢などの不良姿勢は肩甲骨周辺の筋肉に負担をかけてしまい、
筋肉の緊張や血行不良を引き起こすことで肩こりの原因にもなっている。

本発明の目的は、座りながらにして肩甲骨を積極的に可動させ、
肩甲骨周辺の筋肉にマッサージ効果を与えることができるマッサージ器を提供することにある。

【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願発明は、利用者が凭れ掛かる荷重によって傾斜角度が可変とされる椅子の背凭れ部に設けられたマッサージ器であって、
前記背凭れ部と利用者の肩甲骨との間に位置する器具本体と、前記器具本体に設けられて利用者の左右方向に位置する一対の移動パッドと、
利用者が前記背凭れ部に凭れ掛かった際の荷重によって前記一対の移動パッドが互いに離反するように移動させる移動手段と、を備える。

マッサージ器は、椅子の背凭れ部に設けられており、椅子の種類は背凭れ部を有しており、
利用者が凭れ掛かる荷重によって傾斜角度がある程度可変なものであれば限定されない。

背凭れ部に設けられたマッサージ器は、背凭れ部と利用者の肩甲骨との間に位置する器具本体を備える。
その器具本体には、利用者の左右方向に位置する一対の移動パッドと、
利用者が背凭れ部に凭れ掛かった際の荷重によって一対の移動パッドが互いに離反するように移動させる移動手段と、を備えている。

移動パッドは、左右の肩甲骨に独立して当接しており、移動手段によって互いに離反するように移動することで肩甲骨を一体的に追従させ、
肩甲骨の動きを広げるストレッチを行うことができる。また、背凭れ部に凭れ掛かることで前かがみ姿勢から適切なストレッチ姿勢を維持することができる。

これにより、肩甲骨周辺の筋肉にマッサージ効果を与えることができ、
前のめり姿勢などの不良姿勢によって肩甲骨周辺の筋肉の緊張や血行不良に起因する肩こりを解消することができる。

【発明の効果】
本発明によれば、座りながらにして肩甲骨を積極的に可動させ、肩甲骨周辺の筋肉にマッサージ効果を与えることができる。


【図1】
本発明の一実施形態に係るマッサージ器を示し、
(A)は使用状態の一例の説明図、
(B)はマッサージ器の要部の正面図である。

【図2】
マッサージ器の側面図である。

【図3】
(A)はマッサージ器の要部の縦断面図、
(B)は移動パッドが定位置にあるときの要部の平断面図、
(C)は移動パッドが移動位置にあるときの要部の平断面図である。

【図4】
(A)は移動パッドの段差状の引掛部の位置を示す移動パッド(パッド部)の正面図、
(B)は移動パッド(パッド部)の段差状の引掛部と肩甲骨との関係を示す説明図である。

【図5】
移動パッド(パッド部)と肩甲骨との位置関係を示し、
(A)は移動パッド(パッド部)が定位置にあるときの説明図、
(B)は移動パッド(パッド部)が移動位置にあるときの説明図である。

【図6】
マッサージ器のステーを調整可能とした例を示す要部の側面図である。

【図7】
マッサージ器のステーを調整可能とした他の例を示す要部の側面図である。

【図8】
マッサージ器を背凭れ付きクッションに適用した例の側面図である。

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