シリコーンゴム製収納器付粘着クリーナー

発明品の特徴・ポイント

　粘着クリーナーは便利ですが、その高い粘着性のため、収納ケースが大きく、収納、持ち運びに難点があります。そこでシリコーンゴムを使うことで、コンパクトで収納や持ち運びしやすいケース及びカバーを作ることができます。
　また、新たな形態のケースで世の中の注目を再び浴びることが可能です。

発明品の構造

　従来のケースはプラスティック製が多く、クリーナーの粘着部分に接触しないように、十分な空隙を作るため、どうしても大きくなってしまいます。その点シリコーンゴムは、難粘着性が高く、ほとんどくっつかず、柔らかいので、コンパクトで造形の自由度が高いケース及びカバーを作ることができます。

詳細な説明

・コンパクトで柔らかいケースなので、引き出し等に入れ易く、特にバックに入れて持ち運ぶ場合は従来品と比べて大きな差がでます。また、カバーであれば、使用し粘着テープが減るのに合わせてよりコンパクトになります。

・ゴムですから動物の形など様々な造形が容易で、インテリアとして楽しめる製品などの発展性が期待できます。（例　カバのカバーとか）

登録請求の範囲

　実用新案第3237983号として、粘着クリーナーにシリコーンゴム製収納器を組み合わせることが登録されています。

このアイデアは、高齢の母が粘着クリーナーをプラスティックケースに戻さずに部屋のあちこちに表面にゴミが付いたまま置いたり挿したりしていたのと、シリコーンゴムを加工しようとしたとき、全くテープにくっつかなかったことから思いつきました。

リンク：YouTubeに板バネ付カバーの動画をアップしています。