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集尿装置

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使用者が寝たままで排尿が可能な集尿装置

【背景技術】
高齢者の場合、夜間就寝中に排尿のため起きる回数が多く、睡眠を妨げられるだけでなく、特に冬場などは寒いためにトイレに行くことが大変である。

このように就寝中の排尿を便利にするため例えば特許文献1には、受尿器と尿タンクとが接続ホースを介して連結された集尿器具において、1回分程度の尿を貯溜可能な第1の尿貯溜部が前記受尿器に設けられ、複数回分の尿を貯溜可能な第2の尿貯溜部が前記尿タンクに設けられていることを特徴とする集尿器具が開示されている。この集尿器具では臭気の逆流を防止するための逆止弁が尿路内に設けられているが、逆止弁により尿の流れが阻害されことになり、またこの弁では完全に密閉することができないため、排尿後臭気が逆流してきてしまうという問題点がある。

【考案が解決しようとする課題】
上述の問題点に鑑みて、本考案による集尿装置では、集尿部に密閉蓋を設け、集尿装置全体を密閉できるよう構成することにより、排尿後の臭気の逆流を防止することを課題とする。

【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため本考案による集尿装置は、密閉蓋及び屈曲部を備えた集尿部と、柔軟性ホースと、自立可能な貯尿タンクとが着脱可能に接続されており、前記貯尿タンクが前記集尿部よりも低い位置に設置されることを特徴とする。また、前記集尿部に前記密閉蓋を取り付けた際に、前記集尿装置が全体として密閉状態となるよう構成されていることも好適である。

【考案の効果】
本考案による集尿装置では、集尿部が屈曲部を備えているため集尿の際に尿の漏洩を防止することが可能であり、また集尿部に密閉蓋を備えたことにより装置全体が密閉されるため、排尿後の臭気の逆流を防止することができる。手段】密閉蓋11及び屈曲部を備えた集尿部10と、柔軟性ホース20と、自立可能な貯尿タンク30とが着脱可能に接続されており、前記貯尿タンクが前記集尿部よりも低い位置に設置されることを特徴とする。また、前記集尿部に前記密閉蓋を取り付けた際に、前記集尿装置が全体として密閉状態となるよう構成されていることも好適である。

使用上の注意点
①毎朝尿タンクをトイレに排尿洗浄のこと。
②使用中尿取器に紙類を入れないこと、誘導ホース取り付けパイプに詰まる事あるため。

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